in the twilight of Asia
 
 
第 十 一 日 目 <ニャウンシュエ→バゴー>

午前中は、一気に土産を買いにマーケットへ。シガー(こちらの葉巻、インレー湖 の特産品)を買ったり、いろいろなスパイスを買ったり、チャイーのコップを買ったり、マーケットは細かく見れば見るほど、いろいろな物があって楽しい。またラーメンを食ってしまった。今度は魚ベース。麺は茹でずにそのままつけ麺ノヨウニ食べる。これも、脂っこいが味はいける!

昼に4日もいたホテルブライトをチェックアウトした。そういえば、ここの従業員で俺の友達のKくんにそっくりな奴がいて、こいつは結構かっこいいのだが、其のクリソツ度といったらKくんが日焼けして、頬にホクロを付けて、そこから長い毛をはやしただけという、地球に自分と同じ人間が3人居るというが、そのうちの2人 に俺が会ったと言えるぐらい似ているのおおおだ!!! 話が脱線したが、其の後、ピックアップトラックでヤンゴン行きのバスが通るシュエニャウンへ、このバスでスズ(あだ名、本名下の名は鈴子だとおもったが忘れた)という日本人の女の子と会う。彼女は失礼だが、最初女子プロレスでもやっているのかと思うくらい、たくましい体つきだった。彼女と旅の話でもしながら、1時半のバスに乗り、一路バゴーへ。

第 十 二 日 目 <→バゴー(チャイティヨー仏塔)>

朝6時、バゴーへ到着。サイカーをチャーターして(600K)、朝日の照り出す町中を抜け、いざ市内観光へ、4面仏像のチャイプーン、ミャンマー随一の寝釈迦が有るシュエターリョウ・パヤーも良いが、アハゼーニ・パヤーは期待してなかった分、驚きの凄さだった!ここはパヤーの中腹まで登る事が出来て、そこからのシュエーモード・パヤーなど、バゴー市内の風景は本当に最高!


日も十分に上がり、むっとする熱気の中、バゴーの顔、シュエーモード・パヤーへ。しかし工事中!ミャンマー最大の巨大な姿しか拝む事ができなかった。そのままその隣に有るヒンタゴンと呼ばれる小高い丘にある寺院まで、しばしの散歩。列をなして歩く小さな修道僧に出会ったり、ほがらかな光景が続いた。寺院からの風景はそうでもなかったが、まあ楽しい散歩となった。

その後、サンフランシスコホテルにチェックイン(3$)し、いざ、バゴーから70キロのチャイティヨー仏塔へ向かった。バゴーからトラックバス(200k)でひたすら進むと、なんと2時間ほどで山麓の村のキンダホンに着いた。着いてから分かったのだが、チャイティヨーとは標高1080メートルのハァゥンラァゥン山の山頂にあるらしく、何も知らなかった俺はビーサンで山登りをするはめに。確かに景色は最高!広大な平野にぽつぽつと点在するパヤー。神の山から見える神秘的な風景、ふもとで買ったバナナをほおばりつつ、なんとか4時前に山頂へ到着。チャイティヨーとは、僧侶の坊主頭に乗った仏塔という意味で、崖にせり出した(本当!)大岩の上に、ちょこんと乗った小さな仏塔、こんなの町中にあったら何とも情けないのだが、ここにあると素直に感激してしまう。ここは礼拝のメッカで、多くの人が小さな山の上にごったがえしていて、皆がその神々しさに酔いしれている。そして夕方になり、日が傾きはじめ、さらにそのシルエットが夕日に浮かぶ。見た者でしか分からない、その素晴らしさ、せひ機会があったら行ってみて欲しい。早速山を駆け下り、バゴー行きのトラックバスに乗った。結局ホテルへは10時近くに着いた。めちゃくちゃ疲れた。

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