MONYWA
 
概要

┃概観
モンユワは、マンダレーから北西に136km離れ、Chindwin川の東岸に川に沿って南北に伸びる町で、この辺りの農業地域の中心的な町である。ここには独特の様式をもつタウンボーディ・パヤーやポーウィンヒルの洞窟寺院などの見所が点在する。中でも巨大な寝釈迦のあるボーディータタウンは必見だ。

モンユワの市内も見所が多いが、周辺にも見所が点在しているので、一泊した方が良いだろう。市内は歩いて廻れる程の大きさだ。4月、5月の気温は40℃を超えるので注意する事。例えエアコン付のホテルでも電気使用可能な時間制限などあるので、無理な行動はしないで体力温存に努める様に。寒暖の差も厳しい地域で乾季には朝晩吐く息が白くなる。綿毛布が特産品でミャンマー一の質を誇る、寒さ対策に購入しても良し。

┃両替
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交通

マンダレーからバスで行くのが一般的。鉄道でも行けるが勧めない。バガンへは船で行く事も出来る。 『TOPICS』 を参照。

┃バス
 
Mandalay 約1時間に1本。所要約3時間半、1時間に1便、1,700K。バスターミナルは町から2km南にあるので、街の中心地までサイカーで移動すると良い、1,000K。

┃市内の移動
市内は狭いので、徒歩やサイカーの移動がお勧め。また対岸へは船が出ている。郊外に魅力のあるエリアが多く、交通の便も悪いのでホテルなどで情報を集めて効率良く回ろう。タクシーをチャーターするのもお勧め。
  
旅行

┃Shwe Zy Ghong Paya - シュエズィーゴォン・パヤー
紀元前548年に、三人の兄弟によって建立され、歴代の王達により改修されたパヤーは荘厳である。チャイティヨー・パヤーのミニチュアもある。夜はライトアップされてとても奇麗だ。

┃Thanboddhay Temple - タウンボッデー寺院
1939年に建てられた、ミャンマーでも異形の特徴的な寺院。黄金の針のように尖った尖塔が立ち並び、その内部には58万体の仏像が安置され、とても迫力のあり、神秘的な寺院だ。これを見るだけでもモンユワに来る価値があります。

┃Hsu Taung Pye Paya - スータウンピー・パヤー
シュエジゴンと並ぶモンユア二大寺院のひとつ。チンドーウィン河に近く、下街の雑踏の一角にある。

┃Monywa Lake - モンユア湖
チンドーウィン河の蛇行で出来た、水位の浅い湖。湖面には小島が幾つもあり、数多くの仏塔が建てられている。貸しボートや水上レストランなどもあるので、ゆっくりしたい方にお薦め。

┃Market - マーケット
アウンサン将軍通りを挟んで大きな建物が4棟ある大きなマーケット。アンティークから日曜雑貨まで様々な物が何でも揃う。またチンドーウィン河の船着場周辺にも商店が立ち並ぶ。
 
近郊

┃タウンボッデー・パヤー
1,300年頃建てられた、非常にユニークな寺院。内部の壁は約10,000もの小さな仏像で覆われ、外部には小さな何十という小さなパヤーが、中心の大きなパヤーを囲みながら屋根を覆っている。インドネシアのボロブドールに関係しているという説もあるがはっきりしていない。モンユワから20km、バスで約30分。更に徒歩15分。入場料$3。
タウンボーディを訪ねて、ミャンマー人が生活の中に仏教を取り入れていることが本当に理解出来た。(2004/8)

┃ポーウィン山
たくさんの洞窟寺院群が山全体に点在し、洞穴の彫られた溶岩石の上に3つの寺院がある。Shwebataung、Panga-taungとNwatho-taungである。内部には金箔をはられた仏像が安置されている。餌付けされた猿がたむろしている。猿用の餌を売っているので好きな方はどうぞ。

川の西岸船で対岸のNyaungbingyiへ、ピックアップで25km、所要30分。入域料$3。

┃Bodi Tataung - ボーディータタウン
この村には、シュエターリァウンという長さ100mを超える巨大な寝釈迦を始め、様々な仏像が整然と並ぶ、まさに仏像のテーマパーク!ぜひ訪れるべし!現在も製作中で、目標1万体だそうです。モンユワから26km、バスで40分。タンボダイ寺院からだとピックアップで6km、15分。

┃Shwe Thar Lyaung - シュエターリャウン
1万体の仏像に囲まれた、巨大な寝仏。何と111mもある巨大な仏像の中は入る事が出来、仏教に関する展示物か置かれている。というか仏教である事を忘れてしまう程すごい(ばかばかしい)仏像です。必見!

┃Lay Kyun Sae' Kyar Muni - レーチョン・サチャー・ムニ
全高約129m強、像高約116m弱の釈迦立像で、ミャンマー一どころか 地上高世界最大の人型建造物です。何と33階立ての巨大な仏像。鎌倉の大仏の10倍もある黄金に光り輝く仏像は、何と中にはエレベータがーついており、27階の展望台に上る事が出来る。凄いのかありがたいのか、何しろ驚きの仏像です。

┃Pho Win Taung - ポーウィン山
モンユワの近郊にある死火山。山には数多くの洞窟寺院があり、とにかくありとあらゆる洞窟に仏像が納められています。また周囲に居る猿も名物。まるで日光の猿のようです。ポーウィン山へは、モンユワの船着場から対岸まで外国人は船をチャーター(3,000K)しなくてはならず、さらにそこからも公共の交通手段が無いので、ピックアップチャーターで50分、10,000K掛かります。

┃Kyauka - チャウッカ村
漆器が有名で、バガンの漆器が飾り物なら、kyaukkaの漆器は実用向け。価格も安い。小さな工房が林立しており、気軽に見学出来る。Kyaukka(チャウッカ)へ行く道はタマリンドの木が植えられ、水田が広がる。モンユワから約10km、ShweboかAyatau行きのピックアップで約15分。そこから徒歩15分。
 
ホテル

┃高級

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┃中級

Win Unity Resrot  S $20-45 T $25-60  (2010/10)
郊外にあるモンユワ湖畔にあるリゾートホテル。広大な敷地に建てられたコテージタイプのホテルでチーク材で作られた建物は居心地が良い。プールやレストランも併設されている。朝食ビュッフェ付。

Monywa Hotel  S $15-20 T $20-25  (2010/10)
モンユワのダウンタウンで最も豪華なホテル。古いホテルですが、小奇麗で設備も整っている。

┃エコノミー

Great Hotel S $5 T $10
最近出来たばかりのホテル。当然とても奇麗で、部屋にはトイレ、シャワーがついている。時計塔からマンダレー方向に徒歩15分ほど。バスターミナルの近く。

Shwe Taung Tarn Guest House  (A/C) S $7-12 T $12-18  (2010/10)
モンユワで人気のあるゲストハウス。オーナーは親切。Bogyoke Aung San Rdの馬に乗った兵士の像を西に行くと、アウンサウン将軍像の側にある。中華レストランもあり、味も良く、ビールも安い。最近新館が出来、綺麗な部屋もあります。
わかりやすいところにあるが、館内は暗いし、設備もあまりよくないです。

Great Hotel (FAN) S $6 T $15   (2010/10)
バスターミナル近くのホテル。料金の割りに綺麗なホテル。
 
レストラン

Chin Dwin Shwe    (2010/10)
中華料理店。魚介類がお勧め。英語メニュー有り。Shwe Taung Tarn Guest Houseの近くにある。

Neli Thit  (2010/10)
ビルマ料理店。カレーがお勧め。

Shwe Kyar
駅の近くにある、ビルマ、中華料理店。安心して食べられる。
 
ショップ

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トピック

┃エーヤワディ西岸の旅
モンユワからマンダレーへ戻らずにエーヤワディ川西岸を通りバガンへ抜けるルートがある。西岸は整備が遅れており、外国人が出入りする事も殆どない。もうそこはまさにミャンマーの田舎である。

モンユワの街からチンドウン川の対岸へ船で渡り、バスターミナルからバス(7時発、6時間)でバコックまで行く。そこから船(14時発、1時間半)でニャンウーへ。詳細は要確認。

モンユワからパコックまでバス(所要3時間、1,300K)で行き、そこからボート(所要3時間、2,500K)でバガンまで行く方法もある。

┃ナッ神の祭り
モンユワで、毎年2月下旬から3月上旬にかけての新月の日に行われるナッ神の祭りはこの地方の代表的な祭りです。この時期にモンユワを訪れる機会がありましたらぜひ訪れてください。祭りはモンユワ近郊の何ヶ所かで開かれるので、事前に確認をしましょう。
 
地図

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